癒されに向かう・・・比婆山の森~広島県西城町2
昔からこの地方ではたたら製鉄が盛んで、砂鉄を採るために山を崩したり、薪炭材にするために伐採した。
そのため今ある雑木林はまだまだ若く、スギやカラマツの植林も見られる。
森のふもとには製鉄の神様、金谷神社や六の原製鉄場の跡など、かつて森に深く関わってきた人たちの匂いが染み付いている。
登るにつれ、ブナが多くなってくる。細く若いブナがたくさん生えているなかに、古く大きなブナが残っているのも見られる。
これらには、根元から放射状に大枝が分かれ、主幹のないものも少なくない。
なぜだか中国、四国、九州地方で時折見かけるというこうした株立ちのブナ、材木に向かないとされて切られなかったのだろうか。